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ごぶさたの「あなたは喪主です」その3

体験シリーズ「あなたは喪主です」その3
moshu03.gif

冷たい壁の霊安室、横たわるご遺体
少し前まで間違いなく生きていた人が、今は「物」のように寝かされている現実・・・
空間の狭間で時間が止まります。今朝から今この瞬間までのほんの何時間が、まるで何百日の年月にさえ思えてきます

その静寂を破るかのように、霊安室のドアがノックされます
《葬儀社》 
この度はごにょごにょごにょ・・・・・ご紹介をいただきました私「死合わせ葬儀社」の宗祇見太郎でございます。早速ですがこの後の流れをご説明いたします。
◆まず、ご遺体はご自宅にお戻りでよろしいですね。
◆ご都合がよろしければすぐに出発できますが・・・・
◆ちょうど暦も合いますので、お式は明日あさってということで
◆ご当家の宗旨宗派はどこでしょうか?もしいらっしゃらなければこちらでご紹介いたしますよ
◆何名様ご出席でしょうか?当社はすばらしい式場を自社所有しておりますのでどんなに大勢様でも対応させていただきます

《あなた》
は・・・・・はぁ・・・・・(とりあえず帰ってから考えようと思ってたんだけど、言い出しにくくなってきたなぁ)
さぁ!早くも正念場です。「あなた」はそこできっぱりと決心します。

よし!とりあえずうちまで運んでもらって一度帰ってもらおう。
それからゆっくり考えよう!・・・・・・・・(おいおい)

前置きが長くなりましたが、今後は上の会話の◆の項目を順番に考えてみます。
◆ ご遺体はどちらにお帰り?

「ご自宅でよろしいですね」ってあなた、お客さんの意向も聞きましょうよ
さまざまな理由で「つれて帰ってあげたいけど無理かな」と思われる方が多いのも現実です。
また、お客様の勝手な想像(失礼)で「うちは無理」と決め付けている方も多いんですねぇ
<マンション>
高層階であればエレベーターを使用します。エレベーターは大概「奥扉」がついており、それを開くことでストレッチャーが入るようになっています。大事なのは奥扉の鍵ですね。だれが管理しているのか?夜中でも開けられるか?管理会社が入っていることが多いのですが、深夜は鍵を開けるのに時間がかかることがあります。又緊急の場合用に住民の代表がスペアを持っているケースもよくあります。自治会の集会のときなどに一度確認されておくと良いでしょう。マンションによっては、ご遺体の運び込みを×とするマンションもまれにあります。あわせてご確認をお願いします。
<一戸建て>
一軒屋の場合はあまり留意することはないと思います。間取りとスペースを考慮し、どちらに御安置するかをイメージしてください。


さて上記の結果、ご自宅にお帰りいただくということになりますと・・・・・
● どこからご遺体を入れるか
● どちら向きに寝かせるか
となります。まずご遺体の入り口ですが、いわれとしては「裏口から」「縁台から」はたまた「玄関から」
次に「おつむから入れてあげたい」「足から入れるべきだ」とけんけんがくがくです。
正解は・・・ありません。あえて言うなら「こうしてあげたい」と思う方法がBESTだと思います。
こんなことを書いては叱られるかもしれませんが、そこを厳密にしたからといって、式次第すべてが厳密に進むかというと、答えはNOです。逆にこんな場面にこだわりの発言や指示をする方(周囲のとりまき)に限って、肝心な慣習はおざなりになるものです。ちなみに「足いれおつむ出し」「裏口から」は逆さごとという、いわば慣わしです。生と死は真反対のものとしてこの世での『死』は、生活様式をも逆さまの表現をする・・・ということです。逆さ屏風、逆さ水、逆さ掛け(かけ布団を逆さまにかける)逆さなんとかはすべてここが語源になります。
御寝かせする方角ですが、これはよく言われる『北枕』が基本になります。・・・が仏式ならばこれでいいのですが、その他の宗教では変わってまいりますのでご注意ください。北枕の意味については、「北枕、理由」こんなんで検索すればいくらでも出てきますので、ここでは割愛させていただきます。(そういう百科事典的な事柄は他社様のサイトにお任せします。葬儀業界はそんなのが大得意ですから・・・)

注意点としては、一戸建て、マンション問わず『ご遺体は入るが、棺が入らない』という状況があることです。
逆に言うと「物理的制約から棺を入れられない住まいは存在しない」ということです。
皆さんが出入りできる場所や寸法ですからご遺体だってOKです。ただし棺の寸法的制約があるので、その部分に関してはご相談・・ということになります。

次に上記の結果、やはり自宅は無理、もしくは希望しない・・という方の場合です。
当社もそうですが、大概どこの葬儀社でも、ご遺体を預かってくれるはずです。
注意点としては・・・・・●通夜当日まで面会が出来るかどうか(予約状況によってはかなり日にちが空く場合もあります) ●冷蔵庫保管か常温保管か?(日々のドライアイス・預かり経費が変わってきます)です。

又、皆さんの生活状況、お仕事の具合、疲労度と今後の予定等を予算とあわせて考えられたほうがよりよい結果になると思います。又ご遺体の安置場所によって、予算が大きくずれるケースもあるのです。
本来これはお客様の状況、希望を把握した上で葬儀社が提案しなければならない事柄なのですよ!
それを、喪主の意見を聞かず勝手に「ご自宅でよろしいですね」とはなにごとかぁーーー!
渇――――――!

さてあなたならどちらを選びますか???
いよいよ出発の時間が迫ってまいりました。早くも究極の選択があなたを襲います!!!!!

<つづく>

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なんてこともなく、いつまでも温暖の差が激しい今日この頃です。

でも季節は間違いなく変化していますね~

今シーズンもあちこちでMIROKUの展示会が待っています

悠久の旅立ちを、鉄馬の鼓動とともに・・・・


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Author:葬儀相談員
葬儀社の代表であり、お葬式相談員です。
葬儀の司会をしながらもらい泣き・・その後しゃべれなくなることもしょっちゅうです。普段は根っからの単車乗りで、年の割には意外と茶目っ気もあったりして・・・
さて、皆さんが今求めているのは、事前の正しい知識、情報の収集ではないでしょうか?何かあったときに慌てるのでは、遅すぎます。
◆平和な日常の今だからこそ、冷静に考えられる
◆自分の最後は自分で準備を・・

葬儀の正しい知識を知って、納得して、選ぶ・・・・
どんな買い物でもそうであるように、ご葬儀だってこうあるべきだと考える葬儀社です。

そこでこのブログは宣言いたします。
ありきたりの決まりごとや慣習、どこのHPでもやっている百科辞典的な内容はそちらにお任せしましょう。
ここではお葬式のつぼ」をお伝えいたします。

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